DVD


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DVD、Digital Versatile Disc
DVD logo.svg
メディアの種類 光ディスク
記録容量

120mmディスク
片面一層4.7GB
片面二層8.54GB
両面一層9.4GB
両面二層17.08GB
80mmディスク
片面一層1.4GB
片面二層2.6GB
両面一層2.8GB
両面二層5.2GB

読み込み速度 11.08Mbps
(1385kiB/s、1倍速)
最高16倍速
読み取り方法 650nm赤色レーザー
主な用途 映像、音楽、データ、ゲーム等
ディスクの直径 12cm、8cm
大きさ 120×120×1.2mm(12cm型)
80×80×1.2mm(8cm型)
上位規格 Blu-ray Disc
HD DVD
下位規格 CD (Compact Disc)
テンプレートを表示
dvdsとtap
市販のDVDレコーダー(ソニー製)
市販のDVD録画用生ディスク
(パナソニック製DVD-RAM)

DVD(Digital Versatile Disc、デジタル・バーサタイル・ディスク、ディー・ブイ・ディー)は、デジタルデータの記録媒体である第2世代光ディスクの一種である。
目次

1 DVDの位置付け
2 概要
2.1 記録方法
2.2 記録型DVD
3 DVDの名称
4 DVD登場までの経緯
4.1 第2世代光ディスクの開発と規格争い
4.2 DVD-Videoメディア・プレイヤーの商用化
5 規格
5.1 容量
5.2 二層構造(Dual-Layer=DL)
5.3 転送速度
5.4 論理フォーマット
5.5 ライセンス
6 利用用途
6.1 デジタルビデオの記録
6.2 各種デジタルデータの記録
7 DVDの種類(物理フォーマットの違い別)
7.1 読み出し専用型
7.1.1 DVD-ROM
7.2 書き込み可能型(DVDフォーラムが制定した正式規格)
7.2.1 追記型
7.2.1.1 DVD-R
7.2.1.2 DVD-R DL
7.2.2 繰り返し記録型
7.2.2.1 DVD-RW
7.2.2.2 DVD-RAM
7.3 書き込み可能型(DVD+RWアライアンスが制定した別規格)
7.3.1 追記型
7.3.1.1 DVD+R
7.3.1.2 DVD+R DL
7.3.2 繰り返し記録型
7.3.2.1 DVD+RW
7.4 特殊な物理規格
7.4.1 DualDisc
7.4.2 48DVD
7.4.3 DVDとHD DVDツインフォーマットディスク
8 アプリケーションフォーマットによる違い
8.1 DVD-Video
8.2 DVD-VR
8.3 DVD-Audio
8.4 DVD-AR
8.5 DVD-SR
8.6 HD Rec
8.7 DVDフォーラム以外で策定されたアプリケーションフォーマット
8.7.1 DVD+VR
8.7.2 各種デジタルデータの記録
8.7.3 AVCHD
8.7.4 AVCREC
9 ドライブ
9.1 ドライブの種類
9.2 書き込み可能型ドライブの規格の種類
9.3 ドライブ生産メーカー
10 ディスク販売メーカー
11 海外ディスク製造メーカー
12 DVDの後継規格
13 脚注
14 関連項目
15 外部リンク

DVDの位置付け

媒体の形状や記録・読取方式はCD(コンパクトディスク)とほぼ同じだが記録容量がCDに対してはるかに大きく、通常の12cmで比較するとおよそ6倍になるため、CDでは不可能だった長時間映像の記録ができることが特長である。 開発にあたっては、ハリウッド映画業界からの要求で「現在のメディアを上回る高画質・高音質で、1枚につき片面133分以上の収録時間」[1]を目指すこととされ、1枚あたりの記録容量は当時の技術水準との兼ね合いから、VHSビデオテープ方式と同等の画質で133分の録画が可能となる4.7GB(片面一層の場合)のディスクとして開発された。

従来のビデオテープ(VHSなど)がそうであったように、映像記録の主要メディアに位置づけられており、映画やドキュメンタリー、ドラマなど、様々な映像ソフトが市販されている。また、民生用カムコーダやノンリニア編集対応パソコンなどの普及に伴い、自主編集した映像をDVDに保存することも可能になった。
概要

DVDフォーラムの記載[2]によれば0.6mm厚、直径12cmのポリカーボネート製の円板を2枚、張り合わせたもの。サイズはCD(コンパクトディスク)と同サイズであり、DVD-Video だけでなくコンピュータ用のデータ・ストレージ(保存媒体)としても使用される。

読み取りには、650nmの赤色レーザーを使用。プレーヤーやドライブは、CD-DAやCD-ROMの再生にも兼用できるものが一般的である。

家庭用のDVDプレーヤーの販売は1996年に開始された。2000年3月4日にSONYから出されたゲーム機、PlayStation 2にもDVDの視聴が出来る機能が搭載されていた。2004年には、DVDプレーヤーの国内出荷台数がVTRを上回った。パソコン分野でも光学メディアの中心はCDからDVDに移行したと言える。オーディオ分野では、一部愛好者向けに留まり、普及しなかった(DVD-Audio参照)。

メディアの製造コストは、VHSの1つあたり120円程度に対し、DVDは1枚当たり20円程度と著しく低い。取扱いも容易なので、パブリッシャー側からすれば収益が上げやすい。このため、映像を取り扱う産業では、セルDVDを(副ではなく)主な収益源として活用している企業が増え、業界の状況を一変させている。

DVDの規格には、ディスクの物理構造による違いとデータの書き込み方の形式(論理フォーマット)による違いがある。さらに、ビデオ用途ではアプリケーションフォーマットによる違いもあり、それぞれの組み合わせでさらに多くの種類が存在する。
記録方法

トラックに沿って、ピットと呼ばれる凹みを作ることで、記録することができる。読み取る際は、レーザー光線を当て、凹み有無による反射の違いを利用する。

なお、DVDのトラック形状は同心円型ではなく、CDと同様の渦巻き型である。
記録型DVD

記録型DVD規格としてDVD-R(1回だけ書き込み可能)とDVD-RW、DVD-RAM(複数回の書き込みが可能)がDVDフォーラムによって制定されている。これに対抗するものとして、DVD+RWアライアンスの策定したDVD+RやDVD+RWがある。なお各ディスクについては、DVDの種類 で詳しく記す。

記録型DVDについて、一部海外メーカーのものに品質に重大な問題がある場合がある[3]。品質の悪いディスクは動画の再生時にブロックノイズが入る、再生が止まる、保存したデータが消える、ドライブやレコーダの寿命が縮むといった問題を引き起こす可能性が高い。

しかし、ドライブの性能や相性によって書き込み品質が下がることもあるため、一概に国産メディアを使えば大丈夫という保証はない(国内ブランドでも海外製メディアを採用していることがある)。安心して使うためには、これから利用するメディアを1枚買って書き込みテストを行い、問題がないことを確認してから利用することが望ましい。また、発売当初は100年程度もつといわれていた書き込みメディア耐久性であるが、これはあくまで良質なメディアの加速試験(実際に100年間試験するのではなく、代わりに紫外線の照射強度などを変えて100年間相当の環境にするもの)における結果であって、現実には数年程度でデータが消えてしまう品質の悪いディスクも存在する(逆に言えば100年を超えても使えるメディアも存在する)。長持ちさせるためには、紫外線の当たる場所や高温多湿な場所を避けることが重要である。また、VHSと比較してテープが絡まって故障する心配は無いものの、ディスクが傷つくと読み込み不可能になる場合もある。
DVDの名称

DVDフォーラムは、DVDは Digital Versatile Disc を意味するとしているが[4]、ディスクの正式名称は「DVD」である。

第1世代光ディスクであるCDに対し、DVDは動画を収録可能な第2世代光ディスク「Digital Video Disc」[5]として企画された。当初はVHSの置き換え需要などが主に想定されていたが、「用途はビデオだけに限定されないこと」が指摘されるようになると、この名称には疑問の声も出てきた。そこで、video の代わりに「多用途」の意味がある versatile(ヴァーサタイル)を用いることで「Digital Versatile Disc」へと変更になった経緯がある。

上記の理由から、DVDを「Digital Video Disc」の略称とするのは誤り[6]だが、正式名称を「DVD」にしたことと、先の映像記憶媒体であるビデオテープから「V」と言えば「video」を連想すること、開発に至った経緯などから[7]「Digital Video Disc」も俗称として限定的に使用されている。
DVD登場までの経緯
第2世代光ディスクの開発と規格争い

DVD登場以前の1990年代初頭、CDより高密度の第2世代光ディスク媒体の規格として、当初は青色SHGレーザーによる光ディスクを開発していたが[要出典]、ハリウッド映画業界の早期に商品化してほしいという要望により、1994年末には東芝・タイム・ワーナー・松下電器産業(現・パナソニック)・日立・パイオニア・トムソン・日本ビクター(現・JVCケンウッド)の連合による赤色レーザーを使ったSuper Density Disc (SD) の開発がされていた。一方で、フィリップス・ソニー陣営による MultiMedia Compact Disc (MMCD) も同時期に開発されており、1980年代のVHS対ベータ戦争の再来が危惧されていた。

そこで、IBMのルー・ガースナー (Lou Gerstner) が仲介に入り、フィリップスとソニーはMMCD規格の採用を諦めることと引き替えに、SD規格のサーボトラッキング機構に関する2項目の修正を認めることで、フィリップスとソニーも東芝主導のSD規格につき、両陣営は合意に至った。

1つ目の項目は、フィリップス・ソニーの特許技術である「プッシュプル式トラッキング」技術を可能とするためのピットジオメトリーの採用だった。2つ目は、ケイス・スホウハメル・イミンクの設計によるフィリップスのEFMPlus採用だった。これは、東芝のSDコードよりも効率が6%低かったため、SD規格自体の容量は5Gバイトだったが、結果的に4.7ギガバイトの容量となった。EFMPlusは、ディスク面に対するひっかき傷や指紋等に対する耐障害性に大きく優れていた。結果として DVD specification Version 1.0 が1995年に発表され、1996年9月に完成した。名称はDVDになったが、SDのロゴはSDメモリーカードのロゴに継承されている。

この統合により、規格の乱立は避けられると一旦は思われたが、その後各家電メーカーや映画会社から多数の注文をつけられ(ランダムアクセス、2時間収録、ドルビーデジタル収録など)、後述の「DVD-」や「DVD+」「DVD-RW」「DVD-RAM」など、多数の派生規格が生まれた。
DVD-Videoメディア・プレイヤーの商用化

DVD-Videoメディア及びプレイヤーの初の商用化は日本では1996年11月、米国では1997年3月、欧州では1998年5月、豪州では1999年4月になされた。世界で初めての市販DVD-Videoソフトはビクターエンタテインメントと松下電器産業(現・パナソニック)の制作による「世界初のDVD電脳マガジン Ya&Ya 」であり、1996年11月1日に発売された。このDVDソフトには、マルチアングルビデオクリップやマルチストーリードラマ、隠しコマンド、動画コンテンツ上の透明ボタンによる別映像へのジャンプ、音声付き静止画遷移メニュー画面など、DVD-Video実用化の当初から多彩な機能が盛り込まれていた。

ちなみに、初の2.1chサラウンド音響は『ツイスター』、5.1chサラウンドは『インデペンデンス・デイ』が初である。 また、世界で最初に発売されたDVDは谷村新司のライブDVDである。
規格
容量
種類 12cm 8cm
片面一層 4.7 GB (4.37 GiB) 1.4 GB (1.30 GiB)
片面二層 8.54 GB (7.95 GiB) 2.6 GB (2.42 GiB)
両面一層 9.4 GB (8.74 GiB) 2.8 GB (2.61 GiB)
両面二層 17.08 GB (15.90 GiB) 5.2 GB (4.84 GiB)

容量4.9 GBの片面一層12cmDVDも存在する。
両面のディスクは、片面に対して2倍の容量を持つが、二層のディスクは一層に対して2倍の容量を持たない(詳しくは後述)。
1 GiB = 10243 バイト = 230 バイト = 1.073741824 × 109 バイト = 1.073741824 GB。DVDの商品には容量がGB単位で表示されているが、OSやアプリケーションがファイルサイズをGiB単位で表示するとき(そしてそのときはたいてい「~ GiB」のような形式ではなく「~ GB」のように表示されるから紛らわしいのであるが)、数字の上で7%以上も差があることに留意が必要である。DVD-Rなどの媒体ではファイル管理に使われる領域が確保されるため、ユーザファイルが使える容量はそれを差し引いた量となる。4.7 GBのDVDにたとえば4.25 GiBより大きなファイルが書き込めなくても容量の“虚偽表示”ではなく、このような当然の理由がある。

二層構造(Dual-Layer=DL)

DVDは、大容量の記録を目指したディスクであり、CDではレーベル面に当たる面にも記録できるよう、両面記録の規格が存在する。しかし、レーザーディスクのように一面の読み込みが終わった際に裏返すのは手間がかかる。そこで、片面に二層構造を持たせれば、一層構造より多くの容量を確保することができ、裏返す手間もなくなる。ユーザ記録型のDVD+R DLが市場に登場したのは2004年6月で、DVD-R DLが2005年5月である。光学ドライブによっては、相性や仕様で読み取れない場合もある。また、単層方式に比べレーベル面の取り扱いに注意しないと、CDのように記録層が破損する等のトラブルに見舞われる。

二層構造の場合、全反射をする層を2つ持たせると奥にある層の読み込みができなくなる。それゆえ、片面(両面)二層ディスクの第1層目(「レイヤ0」または 「L0」と呼ぶ)が薄い金属膜でできており、第2層目(「レイヤー1」または「L1」と呼ぶ)は全反射をする構造になっている。レイヤー0は薄膜であるのでレイヤー1よりも読み取りのための反射光の検出率が悪くなるが、記録密度を下げることで読み取り性能を確保している。したがって、二層ディスクの容量は単層ディスクの2倍よりも少ない。

レイヤー0は(CDと同じで)内周側から外周側に向かって記録・読み込みを行う方式であるが、レイヤー1の記録方式には以下の二通りがある。

パラレル方式
レイヤ―0(第1層目)と同じく、内周側から外周側に向かっていく方式。
オポジット方式
レイヤー0とは逆で、外周側から内側に向かっていく方式。

これらの情報は、DVDの管理情報としてレイヤ0の最内側に記録されている。ちなみに、DVD+R DLではオポジット方式のみとなっている。二層ディスクのDVDを再生していると、途中で読み込むレイヤーを切り替えるときが来る。DVD-Videoを再生している場合、一部の再生機ではレイヤーの切り替えの際に時間がかかってビデオ再生が一瞬停止したような状態になることがある。(連続再生時にレイヤーが切り替わる際の読み取りピックアップの移動はオポジット方式であればパラレル方式よりも少なくて済む利点がある。)

二層方式のDVDは「DL」と略して呼ばれることが多いが、正式名称はDVD-DLでは Dual Layerで、DVD+DLは Double Layer で、それぞれ異なる。
転送速度

データの転送速度は等倍速で11.08Mbps (=1385kiB/s) である。これはCDの転送速度を1倍速 (150kiB/s) として、9倍速程度に相当する。規格上定められている最大転送速度は16倍速(DVD-Rの場合)であるが、これは177.28Mbps (=22.16MiB/s) に相当する。
論理フォーマット

DVDに使用される論理フォーマットは主に以下の二つである。

ISO 9660
Universal Disk Format (UDF 1.02, 1.50, 2.00, 2.01)

CD時代から使用されているISO 9660に加えて、より拡張性の高いUDFに対応している。映像用途ではDVD-VideoがUDF 1.02、デジタル放送の録画で使われるDVD-VRにはUDF 2.00が使用されている。

PC向けのデータDVDでは上記のどのフォーマットでも使用できるが、PCのDVDドライブとOSが対応していないければ読み込むことができない。ISO 9660は古い規格で拡張性に乏しいのでそれだけ互換性には優れているため、ISO 9660とUDF 1.02の両方に対応したUDF Bridgeも使用される。


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